>> HOME >> 残留農薬分析
■はじめに■
近年、環境問題に世界中が注目するようになりました。環境対策の一環として、分析・試験技術で残留農薬を分析いたします。
■分析項目■
食品衛生法で234種類、農薬登録保留基準は364種類あります。(平成14年4月現在)今後も徐々に増えていく傾向にあると思われます。下にその一部を表示します。
1) 農薬登録保留基準 (対象物質の一部です。)
● 農薬取締法
● 登録保留基準
● 食品衛生法
■分析工程■
●準拠公定法
近年、環境問題に世界中が注目するようになりました。環境対策の一環として、分析・試験技術で残留農薬を分析いたします。
■分析項目■
食品衛生法で234種類、農薬登録保留基準は364種類あります。(平成14年4月現在)今後も徐々に増えていく傾向にあると思われます。下にその一部を表示します。
食品規格 残留農薬 基準値[ppm] |
物質名 | ガスクロマトグラフ | GC/MS | 高速液体クロマトグラフ | ||||
ECD 検出器 |
FPD 検出器 |
FTD 検出器 |
紫外分光 光度型 検出器 |
蛍光 検出器 |
ポストカラム 反応蛍光 検出器 |
|||
0.01 - 10 |) | クロロタロニル(TPM) | ○ | ||||||
0.2 - 3 |) | プロシミドン | ○ | ||||||
- 5 | キャプタン | ○ | ||||||
0.01 - 5 | イマザリル | ○ | ||||||
0.1 - 0.5 | ジクロルボス | ○ | ○ | ○ | ||||
0.01 - | ダイアジノン | ○ | ○ | |||||
- 1 | ジメトエート | ○ | ○ | ○ | ||||
0.01 - 5 | プロチオホス | ○ | ||||||
0.3 - 7 | フェノプカルプ | ○ | ○ | |||||
0.1 - 20 |) | チオジカルプ | ○ | ○ | |||||
0.1 - 3 | メソミル | ○ |
■
分析対象
■
農産物試料 | 慣行栽培農産物、有機栽培農産物、輸入農産物 等 ・野菜(キャベツ、レタス、ホウレン草、キュウリ、ゴボウ等 ・果実(リンゴ、オレンジ等) ・豆類(大豆等) ・穀物(米、麦等) ・いも類 ・茶 ・ホップ 等 |
環境試料 (土壌・水) |
土壌、ゴルフ場排水、河川水、農業用水 等 |
● 農薬取締法
農薬取締法では登録制度を設けて、農薬の製造業者や輸入業者は、農薬の種類ごとに農林水産大臣の登録を受けなければ、その農薬を販売してはならない事になっています。また、農薬の使用に当たっては農薬安全使用基準に従う必要があります。 |
● 登録保留基準
農薬は、申請されたものが全て登録されるわけではなく、その農薬が一定の基準を満たす必要があります。この基準が農薬登録保留基準と呼ばれるものです。環境保全の観点からは、作物残留性、土壌残留性、水産動植物への毒性及び水質汚濁性の4項目に関する登録保留基準があり、環境庁長官が定めることとなっております。 |
● 食品衛生法
食品衛生法では、「食品、添加物の規格基準」として「食品中に残留する農薬の成分である物質の量の限度」を定めており、一般に残留濃度基準と呼ばれます。残留農薬基準を越える農薬が残留した食品については、その、輸入、加工、使用、調理、保存、販売が禁止されます。 |
■分析工程■
●準拠公定法
厚生省:食品衛生法 食品規格残留農薬基準告示法 環境庁:農薬登録保留基準試験法 その他 |
330農薬を高精度でしかも安価で迅速(GC/MS280成分は最短2日でご報告)に一斉分析し、皆様の「安全・安心な食品」への取り組みのお手伝いをいたします。
近年の食品製造技術の高度化、輸入食品の増加等により、食生活を取り巻く環境が著しく変化している中で、輸入野菜での残留農薬検出、無登録農薬問題等の発生により、消費者の食品に対する不安や不信が高まっています。
こうした状況を踏まえ、平成15年5月には食品安全基本法制定、食品衛生法改正がなされ、食品等事業者の食品の安全に関する責務が明確化されました。
特に残留農薬に関しては、従来は残留基準の定めがない農薬等が残留していても流通の規制はありませんでしたが、ポジティブリスト制度が平成18年5月29日より施行され、ほぼ全ての農薬について一定量を超えて残留する食品の流通が禁止される事になります。
食品中の残留農薬を一斉分析し実態を把握する事は、食品の安全性を確保し、消費者に安心して貰える点からもその重要性を増してきています。
こうした状況を踏まえ、平成15年5月には食品安全基本法制定、食品衛生法改正がなされ、食品等事業者の食品の安全に関する責務が明確化されました。
特に残留農薬に関しては、従来は残留基準の定めがない農薬等が残留していても流通の規制はありませんでしたが、ポジティブリスト制度が平成18年5月29日より施行され、ほぼ全ての農薬について一定量を超えて残留する食品の流通が禁止される事になります。
食品中の残留農薬を一斉分析し実態を把握する事は、食品の安全性を確保し、消費者に安心して貰える点からもその重要性を増してきています。
超臨界流体抽出−GC/MS法による残留農薬一斉分析を実施しています。
試料を、縮分・粉砕・均質化した後、超臨界流体抽出装置を用いて残留農薬成分を抽出し、抽出液を濃縮した後、ガスクロマトグラフ質量分析計(GC/MS)を用い、多成分を一斉に定量します。
従来の分析法では、数日を要していた前処理(抽出・精製・濃縮工程)が超臨界流体抽出法により30分前後と大幅に短縮されると共に、GC/MSを使用する事で定量に要する時間も大幅に短縮する事ができました。分析に要する時間・労力を大幅に低減でき、安価で迅速に定量結果をご提供する事が可能となりました。
現在、公定法と同等の精度で330農薬の一斉分析ができ、お得な「280農薬分析セット」もご用意しています。
試料を、縮分・粉砕・均質化した後、超臨界流体抽出装置を用いて残留農薬成分を抽出し、抽出液を濃縮した後、ガスクロマトグラフ質量分析計(GC/MS)を用い、多成分を一斉に定量します。
従来の分析法では、数日を要していた前処理(抽出・精製・濃縮工程)が超臨界流体抽出法により30分前後と大幅に短縮されると共に、GC/MSを使用する事で定量に要する時間も大幅に短縮する事ができました。分析に要する時間・労力を大幅に低減でき、安価で迅速に定量結果をご提供する事が可能となりました。
現在、公定法と同等の精度で330農薬の一斉分析ができ、お得な「280農薬分析セット」もご用意しています。
株式会社JMCは、住友金属テクノロジー株式会社様の分析証明書を発行しております。